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講座 「ゆっくり学ぶ子どもの算数」 開催決定!! 「数が数えられない」 「まだ算数は無理なのではないか?」 そんな風に言われる子どもたちや、数がわからなくて見るのもいやになってしまった子どもたち。そんな子どもたちが目を輝かせて算数を楽しむ教室があります。 知的障がい児のたのしい算数教室「がじゅまる教室」の主催者 矢ヶ崎響さんに講師をお願いして講座を開催できることになりました。 がじゅまる教室のHPはこちら 矢ヶ崎響さんの著書はこちら 日時:9月11日18日の二回連続講座 朝7時~8時 (ZOOMで開催) 参加費:2回分1500円 定員:15名 (申し込みしめきりは9月5日) 内容:主に「数の指導に入るまで」の指導についてお話していただきます。 指導法や理論と合わせて、具体的な子どもの見方についても。 僕も何度かお話を聞いたことがありますが、目から鱗がおちました。 たくさんの人に聞いていただきたいと思っています!ぜひ!! 申し込みフォームはこちら #
by nanto-79
| 2021-08-25 02:40
| 研修会・研究会
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教室でめきめきがんばれるようになってきたけんとくん。 ただお家や学童では、なかなか大変みたい。 そんな話をすると、すぐに「学校でがんばっている反動だね」と言われちゃう。 なんだか学校でがんばっていることが、問題行動の原因になっているみたいに聞こえる。 先日、学童にけんとくんの様子を見に行った。 ある指導員さんのことを何回も連続で噛んでしまうとのこと。 僕はくわしく話を聞くいうちに、けんとくんはその指導員さんのことが好きなんじゃないかな?って思った。 「その人のことが好きで、遊んでほしいんじゃないですか?」と聞いてみると 指導員さんは「どうかなー?そうかもしれませんが。。。」という感じ。 そこでけんとくんに直接話を聞いてみることに。 「なぁなぁ、○○さんのこと、好きなん?」「うん!」 「そうかぁ。どんなところが?」「いっしょに遊んでくれるねん!」 (けんとくん。いっしょに遊んでもらっているつもりだぁ・・・) 「○○さんのこと、時々噛んでしまうこと。あるやろ?」「・・・うん」 「いっしょに遊んでほしくて噛むの?」「・・・うん」 「そうかそうか。一緒に遊んでほしい時には噛んだらあかんわ。叩いたり蹴ったり噛んだりしてたら相手の人がけがするやろ。あぶないから、そんな遊び方してたら、あそべなくなるで」 「いっしょに〈遊んで!〉っていう練習しよか?」「うん!」 なかなか素直です。話が早い(笑) 僕は○○さんにきてもらい、ちょっと打ち合わせ。 わざと背中向きになってもらい、けんとくんに駆け寄ってもらいます。 背中をとんとんして「いっしょに遊ぼう!」 その瞬間振り返ってもらって「いいよー」と笑顔で抱き上げてもらう。 けんとくんは笑顔全開です。 そんなことを2−3回繰り返して 「こうやって遊んでもらうんだよ?わかった?」と聞くと「うん!」と最高の笑顔。 このあとも何回が様子を見にいっていますが、この日以来噛みつきはなくなっているとのこと。 原因と本当の気持ち。あとは正しい方法を教えて練習することが大事だと思う。 そうすれば、きっとみんな成長できる。成長したいと思ってる。 ーーーーー アンガーマネジメントの受付が始まりました。 詳細・受付はこちらです。
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by nanto-79
| 2021-08-03 06:04
| そのほか
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この夏もいろんな講座を担当、企画しています。 まだ詳細が決まっていないものもありますが、決まり次第このブログで紹介していきますので、チェックしていただけると嬉しいです。 川崎たのしい授業体験講座 8月11日〜13日(ZOOM開催) 参加費は3日間の講座に自由に参加できて3000円 僕は11日の3時〜4時 「10までの数となかよくなろう」という講座を担当します。 申し込みはこちら アンガーマネジメント講座 8月8日 朝7時〜8時半(ZOOM開催)参加費無料 講師 尾崎沙千さん(日本アンガーマネジメント協会) 子どもに笑顔で関わるために。 自分自身の怒りとの付き合い方を学んでみませんか? 申し込み方法や詳細は こちら ひらがなとなかよくなろう 9月4日 朝7時〜8時(ZOOM開催)参加費は未定 子どもたちがひらがなとたのしく出会って なかよくつきあっていくための工夫を紹介 申し込み方法や詳細は後日 ゆっくり学ぶ子どもたちの算数 〜数と出会う前に大切にしたいこと〜 9月11日25日の連続講座 朝7時〜8時 ZOOM開催 講師 矢ヶ崎 響さん(がしゅまる教室 主催) 参加費 1500円 定員20名 「算数が苦手」「数がなかなか身につかない」そんな風にいわれる子どもたち。 数を身につけるための土台が育っていないのかも!? ゆっくり学ぶ子どもたちのためにために開発された安曇野プランをもとに 「数以前の指導」について学びます。 申し込み方法や詳細は後日 昨日の研修も最高でした。 支援教育について熱心に関わっている人と出会えるのは本当に楽しいです。 このブログでも、いろんな出会い・学びを作っていきたいと思っています。 開催は土日の朝7時から8時が多いです。 これは僕が子育て真っ最中だから。 子どもが起きて、本格的に子育てモードになる前の時間に。 もしくは恋人とお出かけする前に。 心地よい学びの時間から1日をスタートさせてみませんか? みなさんと繋がれること。楽しみにしています。
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by nanto-79
| 2021-07-28 05:52
| 研修会・研究会
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僕の知人が開催する研修会を紹介します。 とても面白そうだと思いませんか?? 支援学校の先生が中心になって企画、 そこに大学の先生もコラボ。 とても実践的で温かい話がきけること間違いなし! 僕は会場参加で申し込みました。 会場参加がおすすめですが、遠方の人はZOOMでも参加できます。 このブログからの申し込みは僕のほうで集約させてもらいますので 参加希望の方は申し込みフォームかもお申し込みお願いします。 申し込みフォームは こちら #
by nanto-79
| 2021-07-10 17:06
| 研修会・研究会
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通常学級の子どもたちにむけて「支援学級に通う子どもたちの理解」を深める授業をしてほしい。 そういう希望はいろいろな人がもっています。 管理職だったり、保護者だったり、学級担任の先生だったり。 そういう授業は「支援教育の啓発授業」と呼ばれます。 僕も「啓発授業」という名前を使っているのですが、 「啓発授業」という名前には、少し違和感を感じていました。 今回「啓発」の意味を辞書で調べてみて納得。 啓発:人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと。(コトバンク) 僕がやりたい授業は、「啓発」とはちょっと違うんですよね〜。 通常学級の子どもたちに「支援学級の担任」として授業をしにいくのは大好きです。 僕が勤務する学校では、毎年全学年に、1年に1回ずつ。 支援学級や通級担当者が授業をしに行くように計画しています。 内容としては 1)支援学級や通級指導教室の紹介→「支援学級ツアー」「支援学級クイズ」 2)支援学級の子どもたちの理解を深めてもらうこと →子どもたちの「がんばっていること」「最近できるようになったこと」「得意なこと・苦手なこと」の紹介、クイズ 3)みんなにお願いしたいこと →2と連動させながら。例えば 「言葉のキャッチボールを練習しているので、○○ちゃんが話しかけてきたら返事してくれると嬉しい」 「自分で左右に気をつけて靴をはく練習をしているので、すぐに手伝わないで、まずは見守ってほしい」などなど。 「お手伝い」と「見守り」の違いについても、よく話をします。 4)支援学級への疑問・質問に答える →その場で質問を受け付けるのもいいし、事前にアンケートで集約しておくのもおすすめ。 実はいろんなことに疑問をもってくれています。 「疑問を持つ」というのは関心をもってくれている証拠。 「全部の質問に答えます!」と宣言して答えるようにしています。 低学年ほど、クラスの○○くんのことを具体的に紹介する授業。 高学年になるほど、より一般的な「ユニバーサルデザイン」や「発達障害」「マイノリティ」をキーワードに取り入れていくようにしています。6年生には「特別支援学校」の話をすることも。 「同じ中学に行かないで、支援学校に通っているんだ」ということは、ぜひ知っておいてほしいと思うのです。 最後に、啓発授業全般について、僕が大事にしている考え方を紹介します。 まずはみんなに「ありがとう」 クラスの子たちに「こんな接し方をしてほしい」「こんな風に理解してほしい」「応援してほしい」と お願いすることもあります。 でも、基本は「みんないつもありがとう!」 「ありがとう」で始まって「ありがとう」で終わる授業を心がけています。 だって、大人が見えないところで、いっぱい理解し、助けてくれています。子どもは。 「がんばっている」と言いすぎない 「〇〇ちゃんは がんばっています」と説明するのではなく 「〇〇ちゃんってがんばっているんだね!」と子どもたちが発見してくれるように。 具体的な物やエピソードを紹介するようにしています。 「たっくさんなぞり書きに取り組んで、最近、名前がかけるようになりました!」という話をして それまでに取り組んできた山ほどの学習プリントを見てもらうと、自然と「すごーーーい!」と感心してくれます。 啓発授業はキッカケづくり 支援学級の子どもに何か問題が起こった時に「啓発授業をしてほしい」と依頼されることがあります。 これはけっこう危ない考え方。啓発授業は万能ではありません。 たかが1時間の授業で、問題は解決しないし、かえって悪くなることもあります。 「いじめ」を「1時間の道徳の授業」で解決しようとする人はいません。それと同じです。 問題が起きている時は、周囲の子どもの不満に耳を傾けたり、 問題の中心になっている子とコミュニケーションをとったり仲良くなったり。 また、問題となっていることへのアプローチを変えてみたり、 目標を設定して練習を続けてみたり。 いろいろなことが必要になります。 それらを抜きにして、1時間の授業で「啓発」しようとすると、余計に反感を買うことも。 「たかが1時間」「されど1時間」です。 1時間の授業で何かを解決しようとするのは無理ですが、理解のきっかけ作りには大きな力を発揮します。 子どもたちの素直な吸収力はほんとにすごいです。 よい気づきを積み重ねてもらえると、応援してくれる仲間は増えていきます。 何かを解決する方法ではなく、気づきのキッカケとして考えてみてくださいね。 支援学級はなにするところ? 支援学級って「何かが苦手な子が集まる場所」ではありません。 得意とか、苦手とか。そういう思考ではなく 「学び方は、みんな違う」 「〈教室とは違うやり方〉の方が合っている子たちがいる」 ということを伝えるのが大事だと思っています。 大きな話をすると、「人と違うやり方でもいい」「みんなと違ってもいい」というメッセージも伝えます。 高学年になるほど、LGBTや学習障害で「人との違い」に苦しんでいる子たちもいます。 そんな子どもたちへの思いも込めるようにしています。 「支援学級は、自分に合った学び方を見つけるところ」 「自分のやり方を、胸をはって選べる社会がいい」 はやくそんな社会が実現できるといいなぁ。
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by nanto-79
| 2021-06-27 06:31
| 障害児理解教育
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